焼畑農業(読み)やきはたのうぎょう

世界大百科事典(旧版)内の焼畑農業の言及

【熱帯農業】より

…農耕様式としては次のようなものがある。(1)焼畑農業 自然の物質循環にもとづく肥沃度の回復を利用した自給的性格の強い農業で,アワ,陸稲,トウモロコシ,タロイモ,キャッサバなどが栽培されているが,天候に左右されることが多く不安定で収量も少ない。(2)水田稲作農業 東南アジアを中心として行われ,この地域の全穀物の栽培面積の1/2以上,生産量の2/3以上を占める。…

※「焼畑農業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android