世界大百科事典(旧版)内の焼結炉の言及
【鉄鉱石】より
…このペレタイジング法は,鉄含有量が低い(たとえば30~40%)磁鉄鉱を富化するため,粉砕,磁選などの選鉱を行うときに得られる微粒粉鉱石の塊成化法として開発された。(b)焼結鉱sintered ore 粒度範囲0.1~8mmの粉鉱石に水分(5~6%)と粉コークス(3~4%)を加えて混合し,無限軌道状に動く火格子をもつ焼結炉(ドワイト=ロイド焼結機,またはDL焼結機と呼ぶ)の火格子上に30~50cmの高さに充てんする。それと同時に,充てん層内の粉コークスに点火し,下方への吸引空気によって充てん層の上方から下部まで連続的に粉コークスの燃焼を継続させる。…
※「焼結炉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」