熱伝導誤差(読み)ねつでんどうごさ

世界大百科事典(旧版)内の熱伝導誤差の言及

【温度計】より

…この伝熱の経路に沿って温度は順次に低くなっているのであるから,問題の場所Xの温度θXに比べて,検出素子Jの温度θJは多少とも低いことになり,その差(θJ-θX)がこの場合の測定誤差となる。この種の誤差(熱伝導誤差と呼ばれる)の理論的な評価は,不可能ではないがきわめて煩雑で一般に不確実である。その理論を発展させることも重要だが,これらの誤差を抑止する方法を考え適用することができればさらに効果的であろう。…

※「熱伝導誤差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む