熱圏界面(読み)ねつけんかいめん

世界大百科事典(旧版)内の熱圏界面の言及

【熱圏】より

…上層大気の高度90kmより500kmまでの,気温が高度とともに上昇している部分をいう。高度90kmで気温は氷点下80℃程度で,ここから高度200~250kmにかけて気温は急に上昇し,それより上では気温上昇率は緩やかになり,高度350~500kmの熱圏界面thermopauseで一定値に近づく。熱圏の加熱源は太陽の極紫外放射で,熱圏温度は太陽活動度によって支配され,大きな日変化を示すのが特徴である。…

※「熱圏界面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」