世界大百科事典(旧版)内の熱間静水圧焼結の言及
【粉末冶金】より
…焼結後の処理として,機械部品などでは,寸法精度を高めるためのサイジングや,密度向上のための再圧縮・再焼結,粉末鍛造などが施される場合がある。超硬合金などでは,微小な残留空隙をつぶすため熱間静水圧焼結(HIP,hot isostatic pressing)を行うことがある。 以上は,粉末冶金の一般的方式であるが,最近は,ニッケル基超合金,アルミニウム基合金,チタン基合金などについては,急冷凝固した合金粉を缶の中に入れて熱間鍛造することにより緻密(ちみつ)化させ,高性能材料を得ようとする方式も用いられる。…
※「熱間静水圧焼結」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」