片仮名暦(読み)かたかなごよみ

世界大百科事典(旧版)内の片仮名暦の言及

【仮名暦】より

…仮名暦の出現によって暦は一般庶民のものとなり,各地に暦師の勃興を促し広範囲に普及していった。仮名暦はふつうはひらがなであるがまれには片仮名暦もある。【内田 正男】。…

【暦】より

… 平安時代の末期にはかなで書かれた仮名暦が発生した。仮名暦には片仮名暦もまれにはあるが多くは平仮名暦である。現存する最古の仮名暦は鎌倉時代に入っての1226年(嘉禄2)の仮名暦である。…

【南都暦】より

…賦(くばり)暦が主であるが,一部の暦師には大和1国を限って売暦も許された。片仮名暦は南都暦に限ると思われ,また宣明暦の時代から毎日の曜日が記されていたのも特徴である。【内田 正男】。…

※「片仮名暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android