片側舞踏病(読み)かたがわぶとうびょう

世界大百科事典(旧版)内の片側舞踏病の言及

【舞踏病】より


[その他の舞踏病]
 以上のほかに,はしか,ジフテリアなどの伝染性疾患,妊娠,一酸化炭素中毒,全身性エリテマトーデス,赤血球増多症などに伴い,症候性の舞踏病様不随意運動をきたすものがある。大脳基底核の血管障害のために,中高年者に片側の舞踏病様運動が急に起こることがあるが,これは片側舞踏病hemichoreaといわれる。また60歳以上の高齢者において,舞踏病様運動で発症し,知能障害はなく遺伝関係もみられず,病理学的には尾状核と被殻の比較的軽い神経細胞の変性がみられるものがあり,老年性舞踏病といわれている。…

※「片側舞踏病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む