片目地蔵(読み)かためじぞう

世界大百科事典(旧版)内の片目地蔵の言及

【地蔵】より

…六道をめぐって衆生を導くという信仰は,辻々の六地蔵を生み,あるいは地蔵が小僧の姿で現れるという日本古来の通念を基盤に,在来の道祖神などとも習合して,地蔵が地獄の鬼から子どもを救う〈賽の河原〉の信仰も発達した。江戸時代には,延命地蔵,腹帯地蔵,子育地蔵,片目地蔵など無数の身代り地蔵が民衆によって創出されるが,こうした身代り的現世利益とともに,地蔵は来世救済の面も兼ねそなえ,日本人にとってもっとも親しみ深い菩薩として今日にいたっている。地蔵盆【速水 侑】
[地蔵のイコノグラフィー]
 密教系の地蔵菩薩としては胎蔵界曼荼羅の中に地蔵院(第三重北方)があり,地蔵菩薩を中尊として九尊が並ぶ。…

※「片目地蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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