世界大百科事典(旧版)内の片麻痺性頭痛の言及
【片頭痛】より
…〈偏頭痛〉とも。頭部片側に生ずる反復性拍動性の疼痛をいうが,両側性の痛みとなることも少なくない。典型的なものでは,さまざまな眼痛,閃輝性暗点などの眼症状をはじめとする前駆症状に続いて起こり,吐き気,嘔吐を伴う。近親者に同様の症状を示すものがいることが多い。また,きちょうめんな性格の人に多い。病態としては,前駆症状は脳,網膜などの動脈の収縮と,頭痛は頭蓋外の動脈や硬膜血管の拡張と,それぞれ関連していると考えられている。…
※「片麻痺性頭痛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」