世界大百科事典(旧版)内の牛痘接種の言及
【種痘】より
…しかし,この方法は危険性が高く,また新たな流行の源ともなった。18世紀末になって,イギリスの医師E.ジェンナーは,牛痘ウイルス感染を経験したヒトは,天然痘にかからないことを見いだし,牛痘ウイルスを用いる牛痘接種法を編み出した。これ以降,種痘には天然痘ウイルスにかわって牛痘ウイルスが用いられるようになり,現在では,より安全性の高いワクシニアウイルスを用いる接種法が開発されている。…
※「牛痘接種」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」