世界大百科事典(旧版)内の物品税法の言及
【物品税】より
…特定の物品を課税対象とする消費税で,国税である。その起源は1937年北支事件特別税法の一環として創設された物品特別税であり,その後40年恒久法として物品税法が制定され,さらに62年に全文改正が行われて今日に至っている。物品税が他の消費税と異なる点は,課税対象が酒税や揮発油税のように1種類の消費財ではなく,物品税という単独税目の形態をとりながら課税対象が多種多様な物品に及んでいることであり,その意味においては,複数税的な特質を有している消費税であるといえる。…
※「物品税法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」