物理アドレス(その他表記)Physical Address

パソコンで困ったときに開く本 「物理アドレス」の解説

物理アドレス

シリアル番号のように、通信装置の一つひとつに固定して割り当てられているアドレスです。例えば、LANインターフェースにはイーサネット規格に従った物理アドレス(MACアドレス)が割り当てられています。「パソコンIPアドレスを割り当てる」という場合、本当はこの物理アドレスに対してIPアドレスの割り当てを行っています。物理アドレスは携帯電話でも使われています。機種変更をしても新しい端末で同じ番号を使えるのは、事業者の側で電話番号に対応する端末の物理アドレスを変更しているからなのです。
⇨IPアドレス、SIMカード
イーサネット、インターフェース、端末

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

世界大百科事典(旧版)内の物理アドレスの言及

【仮想記憶】より

… 論理アドレス空間を,通常0.5~4キロバイト程度の同じ大きさのページに分ける。プログラムが論理アドレスでメモリーにアクセスすると,それを主記憶の物理アドレス(ハードウェア的に固定されたアドレス)へ変換するためのページテーブルが必ず参照される。アクセスした論理アドレスが主記憶のどこかの物理アドレスに対応づけられていれば,そこをアクセスするが,対応づけられていないと,ページが主記憶にないというページフォールト(一種のエラー)がハードウェアレベルで発生し,OSが二次記憶に入っている該当ページを主記憶へ読み出す。…

※「物理アドレス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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