物理光学的指向性(読み)ぶつりこうがくてきしこうせい

世界大百科事典(旧版)内の物理光学的指向性の言及

【レーザー】より

…2枚の鏡の間で繰り返し反射されている間に光の進む方向がおのずから決まってくるからである(幾何学的指向性)。それでも光波である以上,出射後の光が回折現象によって広がっていくことは避けられないが,レーザー光の場合それが小さいのは,波長λに比べて十分大きな範囲で,空間的に位相のそろった(空間的コヒーレンスのよい)光束となっているからである(物理光学的指向性)。このような光束は適当な光学系によってλ2の程度の狭い面積に絞りこむことができる。…

※「物理光学的指向性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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