世界大百科事典(旧版)内の特殊加工の言及
【機械加工】より
…これに対して機械加工は工業製品を作ることをその目的としており,したがって同一形状のものをすぐれた精度で大量に作ることが重要視され,このためそれぞれの加工を行う専用あるいは汎用の工作機械が開発されている。機械加工には切削加工,研削加工,遊離砥粒(とりゆう)による加工など主として材料の不要部分を切りくずとして除去しつつ行う加工が含まれ,このほか,超音波加工,放電加工,電解加工,プラズマ加工,電子ビーム加工,イオンビーム加工,レーザー加工などの特殊加工と呼ばれているものも,材料の不要部分を除去する加工法であることから広義の機械加工に含めることがある。これに対し,プレス加工や鍛造,溶接,鋳造などは金属加工と呼ばれ,機械加工と区別されることが多い(金属加工)。…
※「特殊加工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」