世界大百科事典(旧版)内の狙撃銃の言及
【小銃】より
…その後,銃腔にらせん状に溝(腔線という)を刻み,弾丸に回転を与え弾道を安定させる施条銃(腔線銃)が現れた。(4)用途による分類 小銃には特殊なものとして,(a)銃身が短く馬上で使いやすくした騎兵銃(カービン銃),(b)遠距離の射撃精度を向上させた狙撃銃などがある。なお,かつては滑腔式の軍用長身銃をマスケット銃musketと呼び,これに対し腔線(ライフル)を施した銃をライフルと呼んで区別していたが,すべてが施条銃となった今日,小銃をライフルもしくはライフル銃と呼ぶことが多い。…
※「狙撃銃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」