世界大百科事典(旧版)内の独仏協力条約の言及
【ドイツ連邦共和国】より
…アデナウアーは,アメリカとの協力関係を維持しながらも,隣国フランスを第1の同盟国と考え,独仏枢軸に西ドイツの運命を託そうとした。63年にドゴールとアデナウアーによって締結された独仏協力条約は,今日まで独仏協調の礎石となり,70年代にはジスカール・デスタンとシュミットの蜜月時代が現出する。アデナウアーは63年に引退するまで,西ドイツ外交の手綱をみずからの手に握った。…
※「独仏協力条約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」