献公(読み)けんこう

世界大百科事典(旧版)内の献公の言及

【宴会】より

…〈福〉の字自体が,もともと神からのおすそ分けの食物(とくに肉類)にこもる祝福を意味していたのである。晋の献公が,太子申生が祭祀のあとたてまつった肉を食べようとしたところ,それに毒が盛られており,これが晋のお家騒動の発端となったという伝説や,孔子が主君から祭肉を分け与えられなかったため魯国を離れる決心をしたことなど,この場合には宴会の形式はとらないが,祭礼のおさがりの食物にあずかるということが,当時,大きな意味を持ったことが知られる。 殷・周時代の青銅容器も,日常の容器ではなく,まず第一に神に飲食物をささげるための容器であり,同時に人々が神々と飲食物を共にしてその祝福を受けるための祭器であった。…

※「献公」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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