世界大百科事典(旧版)内の玉籤の言及
【神籤】より
…御籤ともかく。神役の決定にあたって,神主が御幣(ごへい)をふって,そこについた紙片に記された名前の者を神役にするという釣籤,玉籤,振籤などは,古来の心意を伝えるものであり,かつ集団内の決定を神意にゆだねるものといえよう。この形式は切替畑の割替え,漁場の利用,用水の引水の順番の決定などにもみられる。…
【玉串】より
…玉籤(《日本書紀》)とも書く。榊(さかき)の枝に木綿(ゆう)または紙を切ってつくる紙垂(しで)をつけたもの。…
※「玉籤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」