《王の家来たち》(読み)おうのけらいたち

世界大百科事典(旧版)内の《王の家来たち》の言及

【ウォレン】より

…自由な詩形で南部の野性的な生気をみなぎらせ,《詩36編》(1935),《詩選集》(1944)など,数多くの詩集を発表した。小説にもすぐれ,ピュリッツァー賞を得た《王の家来たち》(1946)では南部の政界の汚濁のなかでの人間の心理的葛藤を描くなど,一貫して南部の諸問題を倫理的心理的な視点から追求しようとした。〈新批評〉派の一人として《評論集》(1958)のほか,C.ブルックスとの共著《詩の理解》(1938)と《小説の理解》(1943)は新批評の方法による文学教科書として高い評価を受けた。…

※「《王の家来たち》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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