王乳(読み)オウニュウ

デジタル大辞泉 「王乳」の意味・読み・例文・類語

おう‐にゅう〔ワウ‐〕【王乳】

ロイヤルゼリー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の王乳の言及

【ミツバチ(蜜蜂)】より

…産卵能力は抜群に高く,春から夏にかけての繁殖期には,1日当り1500個もの卵を産むといわれている。女王バチは,働きバチや雄バチとは違って,王台(おうだい)と呼ばれる特別の巣房で,王乳(ローヤルゼリー)で育てられる。4月から6月にかけて,新しい女王が羽化するころになると,古い女王バチは,その巣のほぼ半分の働きバチをつれて,分封といわれる巣分れをする。…

【ローヤルゼリー】より

…王乳ともいう。ミツバチの孵化(ふか)後3日齢から13日齢ころまでの若い働きバチの下咽頭腺と上顎(じようがく)腺から分泌される乳白色で酸味を呈するホルモン様物質をいい,はちみつとはその成因・成分がまったく異なる。…

※「王乳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」