世界大百科事典(旧版)内の王仁昫の言及
【切韻】より
…詩文押韻の基準とされ,以後重んぜられ,多くの増補改訂版が作られた。長孫訥言(とつげん)《切韻》,王仁昫(おうじんく)《刊謬補欠切韻》,孫愐(そんべん)《唐韻》などがおもなもので,このうち王仁昫の完本が近年発見され,研究が進められている。《広韻》は最後の増補改定版で,これらの韻書は切韻系韻書と総称され,中国語の中古音研究の基本資料となっている。…
※「王仁昫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」