世界大百科事典(旧版)内の王城寺原の言及
【大衡[村]】より
…1956年ころから丘陵を刻む谷底などで開田が進み,近年は米作のほか,酪農やリンゴの生産,花卉栽培がふえている。村面積の約20%を占める北西部の王城寺原は明治末期に陸軍の演習場となり,第2次大戦後アメリカ軍が接収したが,現在は陸上自衛隊の演習場になっている。国道4号線が通る。…
【色麻[町]】より
…米作を中心にリンゴなどの果樹栽培,酪農,畜産などが盛んで,近年,経営の多角化が進められている。花川扇状地の王城寺原は1908年以来,陸軍の演習場として使われ,現在も陸上自衛隊の演習場があるが,第2次大戦後,一部で入植が行われ酪農を中心に開拓が進んだ。東部の日の出山一帯の瓦窯跡群は多賀城などの瓦を焼いたものと推定され,史跡に指定されている。…
※「王城寺原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」