世界大百科事典(旧版)内の王立歴史アカデミーの言及
【ジョアン[5世]】より
…国王はこの富を背景にルイ14世流の絶対王政を敷き,教会に対する国家の自立を強めたが,治世の後半期には貴族の反乱,反ユダヤ人騒擾などの社会不安が高まり,晩年には重病を患ったため王権の弱体化を招いた。国王は文芸・科学を保護し,1720年には王立歴史アカデミーを創設した。また金泥木彫や化粧タイルなど,装飾美術を中心とするポルトガル独自のバロック文化が隆盛となり,それは宮廷のみならず地方にまで浸透した。…
※「王立歴史アカデミー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」