王観堂(読み)おうかんどう

世界大百科事典(旧版)内の王観堂の言及

【王国維】より

…中国,清末から民国の歴史学者。浙江省海寧県の生れで,字は静安,号は観堂。1898年(光緒24)に上海の東文学社に入学してしだいに学才を認められ,以後羅振玉から特別に目をかけられるようになる。1901年に日本に留学して物理学校に学んだが脚気を患って翌年に帰国し,羅振玉に従って師範学校の教職に就いたりする。11年,辛亥革命がおこると羅振玉とともに日本に亡命し,京都に滞在した。彼は東文学社在学時からショーペンハウアーやニーチェなどの哲学に共鳴し,また文学を愛好した。…

※「王観堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android