世界大百科事典(旧版)内の現代数寄屋の言及
【数寄屋造】より
… 現代においては,茶匠が実質的に茶室を創作することはまれで,かわって建築家による創作が進出した。現代建築の技術やデザインに熟達し,伝統に対する深い理解を背景に,とくに和風建築を得意とする吉田五十八,堀口捨己,村野藤吾,谷口吉郎らは,独自の木割と美意識に基づき,伝統的な数寄屋造を新しい様式(現代数寄屋)へと発展させた。茶室【日向 進】。…
※「現代数寄屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」