世界大百科事典(旧版)内の球状化黒鉛鋳鉄の言及
【鋳鉄・鋳鋼】より
…この鋳鉄に含まれる酸素の活量をマグネシウムなどの脱酸材を用いて下げると,黒鉛が球状に析出し,材料強度のばらつきがなくなり,延性が生じてくる。これを球状化黒鉛鋳鉄という。冷却速度などの熱処理条件を変えることにより,組織をパーライトと黒鉛にして強度を上昇させることもできる。…
※「球状化黒鉛鋳鉄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...