理化学興業(読み)りかがくこうぎょう

世界大百科事典(旧版)内の理化学興業の言及

【理研コンツェルン】より

…そこで23年に所長大河内正敏は,研究成果の工業化を理研自身で行い,その収益で研究経費の不足を補うという方針を定め,ビタミンAや合成酒の製造・販売に着手した。ついで27年理化学興業(資本金300万円)を設立,同社が理研の研究成果の工業化を担当し,各種製造工業部門への進出を開始した。さらにその多岐にわたる製造部門は軌道にのると逐次独立会社として分離され,33年の理研マグネシウムをはじめに,理研ピストンリング,理研コランダム,理研感光紙,理研光器,理研酒販売,理研特殊鉄鋼,理研ゴム工業などの会社を相次いで設立し,理化学興業を中核とする企業グループの色彩を濃くした。…

※「理化学興業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む