理論地理学(読み)りろんちりがく

世界大百科事典(旧版)内の理論地理学の言及

【計量地理学】より

…1930年代から松井勇らによって,推計学,確率論の導入が試みられたが,60年ころから,北欧,ついで北米を中心にして〈計量革命〉を軸とする〈新しい地理学〉が唱えられ,方法論として定着した。計量地理学は,単に分析手法として計量的方法を用いるのみでなく,記述に偏しがちであった従来の地理学に対して,法則定立を目的とするという立場から,バンジW.Bungeらは〈理論地理学〉と称した。また数理地理学mathematical geographyと呼ばれることもある。…

※「理論地理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」