琉球瘡(読み)りゅうきゅうそう

世界大百科事典(旧版)内の琉球瘡の言及

【梅毒】より

… このころ明と交通していた日本にやがて梅毒が伝来するが,それは1512年(永正9)のことといわれ,はじめ関西に起こり,翌年には関東に及んだ。〈唐瘡(とうそう)〉あるいは〈琉球瘡(りゆうきゆうそう)〉と呼ばれていたことからみても,梅毒が中国あるいは琉球を経て伝来したことが推測される。ところで,日本にヨーロッパ人が初めて上陸したのは,いうまでもなくポルトガル人の種子島漂着つまり鉄砲伝来の年で,それは43年(天文12)である。…

※「琉球瘡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android