瑞記洋行(読み)ずいきょうこう

世界大百科事典(旧版)内の瑞記洋行の言及

【対華投資】より

…すなわち,中国が余儀なくされた戦費・賠償金の需要に対しイギリス,フランス,ドイツからの借款が増大し,さらに,下関条約によって開港場における工業企業権が獲得されると,製造業,鉱業など各事業への外国資本の進出が活発化した。そこではイギリスの福公司(コンス)Peking Syndicate,中英公司British and Chinese Corporation,ドイツの瑞記洋行Arnohold Carberg & Co.,ベルギーのシンジケートBelgique Syndicate,日本の東亜興業,中日実業などの投資機関が設立され,また,諸外国銀行も従来の貿易為替業務に加え,投資機関として外債の仲介をも行うようになった。1900年の義和団の乱から第1次世界大戦にかけ,政治的借款から鉄道借款へと投資対象もしだいに変化した。…

※「瑞記洋行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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