世界大百科事典(旧版)内の環状除皮の言及
【環状剝皮】より
…果樹や花木の幹または太枝に直径の1/10~1/20の幅で浅く切り込みを入れ,樹皮を環状に除去することで,環状除皮ともいう。葉で同化された炭水化物の一部は師管を通って幹や根へと転流してゆくが,環状剝皮を行って師管部を除去すると,転流がさまたげられるので,剝皮部よりも上方では炭水化物の濃度が高まって,不定根が発生しやすくなる。…
※「環状除皮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」