瓢簞足蚯蚓描(読み)ひょうたんあしみみずがき

世界大百科事典(旧版)内の瓢簞足蚯蚓描の言及

【浮世絵】より

…懐月堂安度とその門弟は肉筆画に豊満な姿態と豪奢な着衣の立美人図を量産し,闊達(かつたつ)な時代精神を反映した。ことに江戸歌舞伎特有の荒事の演技を活写する鳥居派の〈瓢簞足蚯蚓描(ひようたんあしみみずがき)〉と称される描法は,役者絵独特の描法として現代にまで踏襲されている。享保年間以降の18世紀前半,紅絵・漆絵期には奥村政信が版画の,宮川長春が肉筆画の中心画家として活躍した。…

※「瓢簞足蚯蚓描」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む