世界大百科事典(旧版)内の生活実用雑誌の言及
【女性雑誌】より
…とくに《婦人公論》は,第2次世界大戦前から戦後にかけて,女性をめぐる諸問題の論争に舞台を提供してきたが,1960年代に性格を変え,これに代わって,評論機能をになっているのは,70年代初頭のウーマン・リブ運動に触発された群小のミニコミ誌である。 第2の系譜は,いわゆる〈婦人雑誌〉を含む主婦向けの生活実用雑誌で,1917年主婦の友社が創刊した《主婦之友》,20年に講談社から発刊された《婦人俱楽部》の2誌を主軸にして,長いあいだ女性雑誌界の主流をなしてきた。その特色は,家庭生活の全ジャンルを網羅する実用主義にあった。…
※「生活実用雑誌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」