生蠟(読み)きろう

世界大百科事典(旧版)内の生蠟の言及

【蠟】より

…室町時代にふたたび輸入されたときに,その製法も伝えられ,日本に自生していたヤマハゼから蠟を製したが,ハゼが琉球に到来し各地に広がるにしたがい,ハゼを利用した。ハゼから蠟を製するには,実を採取し,せいろうで蒸して爛(ただ)らかせ,臼でついて生蠟(きろう)にする。さらに生蠟を太陽光線でさらして晒蠟(さらしろう)(白蠟(はくろう))にし,これからろうそくをつくる。…

※「生蠟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む