《産安》(読み)さんや

世界大百科事典(旧版)内の《産安》の言及

【三谷】より

…ほかに明治時代に神保(じんぼう)政之助が編曲した《神保三谷》《三谷巣籠(すごもり)》もよく知られ,前者は九州系では《奥州薩慈(おうしゆうさし)》と呼ばれる。文字遣いも三谷のほかに山谷,山野,産安,佐山などの字も当てられ,産安の場合には安産祈願の意味も付会されている。曲名の語源については,梵語のsamaja(集会)の意とか,三昧の転化とか,曲中の3ヵ所の高音(たかね)(高音域旋律部分)が三つの谷にこだまする意など諸説ある。…

※「《産安》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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