産業連関論(読み)さんぎょうれんかんろん

世界大百科事典(旧版)内の産業連関論の言及

【産業連関表】より

…日本語では慣行的に産業連関表と称されることが多いが,レオンチエフのもともとの研究では投入産出表という表現がとられている。
[産業連関論]
 産業連関表それ自体は,経済のある一時点の横断面を記述した統計表にすぎない。レオンチエフの着想の卓抜さは,近代産業技術の特徴のひとつである投入量の産出量に対する正比例性(規模に関する収穫不変)を積極的に導入することによって,単なる記述モデルを分析モデルに組み替えたところに求められる。…

※「産業連関論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android