男声ソプラノ(読み)だんせいそぷらの

世界大百科事典(旧版)内の男声ソプラノの言及

【ソプラノ】より

…最高声域(図)。普通は女声のおよそ1点ハから2点イまでの音域をいうが,女性の登用が禁じられていた中世・ルネサンスの教会多声音楽では,高いテノールやファルセット(裏声)を用いる男声ソプラノ,または声変り前のボーイ・ソプラノがこれに代わった。ソプラノの語が最上声部の意で定着するのは16世紀後半で,イタリア各地の宮廷の世俗音楽活動が隆盛に向かい,女声の特性と高い音域を意識したマドリガーレや祝祭音楽などが書かれるようになり,17,18世紀のオペラやカンタータの主役を演ずる華やかな独唱ソプラノの開拓につながっていく。…

※「男声ソプラノ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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