画巻(読み)がかん

世界大百科事典(旧版)内の画巻の言及

【絵巻】より

…この名称は江戸時代に一般化したもので,古代・中世においては〈……絵〉と称され,また今日では絵巻と同義語のように用いられている〈絵詞〉は本来,絵巻の詞書(ことばがき)を指すものであった。この巻物形式の絵画は中国から伝わり(中国では画巻と呼ぶ),日本で独自の発展をとげ,日本絵画史の代表的な領域を形成した。これらの画中には,当時の人々の生活や風俗,建築,調度などが描き出され,さまざまな分野での史料的価値の高いものが少なくない。…

※「画巻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む