留守居組合(読み)るすいくみあい

世界大百科事典(旧版)内の留守居組合の言及

【留守居】より

…江戸常住の外交職で,幕府や諸大名から情報を集め,儀礼・交際など万事に失態のないよう取り計らうのが任務であった。そのため諸大名の留守居の間では,主人の家格に応じて留守居組合を作り,情報の交換を図った。その会合は,藩邸内の長屋住居の手狭を理由に茶屋,料亭を用い,費用を主家から支出するため,しだいにぜいたくでみだらに流れる傾向にあり,享保改革のころから取締措置がくり返されているが,その効果は乏しかったようである。…

※「留守居組合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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