異名同音的音程(読み)いめいどうおんてきおんてい

世界大百科事典(旧版)内の異名同音的音程の言及

【エンハーモニック】より

…(2)近代理論においては,純正律における近似的な微小音程,12平均律では,たとえば鍵盤上の〈嬰ロ〉と〈ハ〉,〈嬰ハ〉と〈変ニ〉のように,音名と記譜法が異なっても同一の音の関係をエンハーモニック(異名同音)と呼ぶ。また異名同音的音程とは,減5度と増4度,短3度と増2度のように,記譜上は異なっても平均律上では同じ音程をなす音程である。このように異名同音的に,ある音を別の名で呼びかえたり(異名同音的転換),ある和音を別種の和音として解釈し直したりすること(異名同音的転義)は,転調の重要な手段の一つであり,このような転調を異名同音的転調という。…

※「異名同音的音程」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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