異時同図(読み)いじどうず

世界大百科事典(旧版)内の異時同図の言及

【絵解き】より

…彼らは底辺に生きる芸能者だったのである。このころ,多人数が一度に鑑賞可能であり,各人がそれぞれの場面を容易に一覧しうる〈異時同図〉という壁画の特質を継承した掛幅絵が,同じく携帯や移動の点で簡便な絵巻に代わって多用されるようになった。 室町末期以降,このような通俗化した賤業の者たちの中に〈熊野比丘尼(びくに)〉とか〈絵解比丘尼〉などと呼ばれる女性が登場する。…

※「異時同図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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