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疫病送り えきびょうおくり

大辞林 第三版の解説

えきびょうおくり【疫病送り】

疫病神を村外に送り出すとする民間行事。藁わら人形に疫病を取りこめて川に流したりする。疫病神送り。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の疫病送りの言及

【捨子】より

…この習俗は厄など親の悪条件が子に移らぬようかりに親子の縁を切り子どもの健全な成育を願った呪的な儀礼であるが,また捨てられる子供はいずれも普通の子どもとは何かしら異なったスティグマ(聖痕)を負った者たちであった。記紀の創世神話にも伊弉諾(いざなき)尊・伊弉冉(いざなみ)尊二神の誤りの結果蛭子(ひるこ)が生まれて捨てられる記述があるが,かつては異常な出誕・成長が親や先祖の業報の表れと観念されたに違いなく,また子供をかりに捨てる際,赤い服を着せて箕(み)や桟俵(さんだわら)に乗せ捨てる方法は疫病送りの形式に類似している。つまり捨子とは,家の災いを取り除く一種の厄落しとしてその繁栄を保証する贖罪であったともいえる。…

※「疫病送り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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