世界大百科事典(旧版)内の疾病・老齢保険の言及
【保険】より
…また,19世紀後半以後の資本主義の新たな展開は,社会政策としての公的保険をもたらした。ドイツでビスマルクにより始められた疾病保険(1883),災害保険(1884),疾病・老齢保険(1889)がそれで,その後各国でも健康保険,失業保険等の社会保険が実施され今日に及んでいる。
[日本の歴史]
日本にも古くから,社倉・義倉,頼母子講,投銀(なげがね),海上請負等,保険類似の仕組みはあったが,今日の保険は明治時代に欧米の保険制度を導入して始まったものである。…
※「疾病・老齢保険」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」