世界大百科事典(旧版)内の痙直性尖足の言及
【尖足】より
…麻痺性尖足は,ポリオ,二分脊椎(脊髄髄膜瘤),シャルコー=マリー=トゥース病,腓骨神経麻痺などの弛緩性麻痺により,背屈筋の筋力が低下または消失することにより生ずる。痙直性尖足は,脳性小児麻痺や脳卒中後の片麻痺などの痙性麻痺により,底屈筋の緊張が高まることによって生ずる。これらの尖足変形は,発病の初めには他動的に矯正できるが,後には軟部組織が短縮し,骨変形を生じ,尖足位に固定されるようになる。…
※「痙直性尖足」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」