世界大百科事典(旧版)内の発達診断法の言及
【ゲゼル】より
…1911年以来イェール児童研究所を主宰,48年退職後はゲゼル児童発達研究所を創設,児童の発達研究において,研究法の開拓をはじめ多くの業績を残すとともに後継者を育てた。彼の研究を代表するのは発達診断法developmental diagnosisの確立と,それによる発達規準の作成である。統制された場面で,一定の検査用具を用い,写真,映画撮影などの方法を駆使して,乳幼児の行動型の変容過程を精密に分析し,正常な発達の一般的傾向を明らかにした。…
※「発達診断法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」