白山寺(読み)はくさんじ

世界大百科事典(旧版)内の白山寺の言及

【白山比咩神社】より

…神主職は平安以来上道(かみつみち)氏が補せられ,中世に建部(けんべ)氏が加わって西神主(上道)・東神主(建部)として並列したが,後に水島,守部(もりべ),大桑氏らも社家としてこれに当たるようになった。ただし神仏習合で白山(はくさん)寺が成立し,平安末に延暦寺別院となり叡山と結びつくに及んで,実権はしだいに社家から社僧に移っていた。社僧は堂僧と講衆からなり,惣長吏が統轄した。…

【白山】より

…この三馬場は,いずれも白山本道(ほんどう)(禅定道(ぜんじようどう)ともいう)と称した白山を登拝する別々の道の起点である。加賀馬場の中心は白山本宮で,神仏習合により平安中期以後は白山寺が実権を握る。越前馬場は白山中宮で平泉寺が中心であり,美濃馬場は白山本地中宮といい,中心は長滝(ちようりゆう)寺である。…

※「白山寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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