皮下損傷(読み)ひかそんしょう

世界大百科事典(旧版)内の皮下損傷の言及

【傷】より

…損傷には体表から見える開放性損傷と,体表からは見えない非開放性損傷がある。後者は閉鎖性損傷または皮下損傷ともいい,表在性の打撲傷のみならず,体深部の筋肉や血管,臓器の損傷など,皮下のすべての損傷を含む。損傷の原因となる外力には,(1)刃物,鈍器,銃器,車輪などの機械的なもののほかに,(2)酸,アルカリ,毒ガスなどの化学的なもの,(3)温熱,寒冷の熱的なもの(やけど凍傷),(4)電流(電撃傷),(5)日光,紫外線,(6)放射線(放射線障害)などがある。…

※「皮下損傷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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