世界大百科事典(旧版)内の皮下注射モデルの言及
【マス・コミュニケーション】より
…そのころには,マスコミの影響力を原子爆弾の破壊力のように強大だ,とする考え方が広がっていた。すなわち,マスコミは人の心の中に侵入し,思想や態度を思いのままに変え,操作してしまうという考え方で,〈皮下注射モデル〉とか〈弾丸理論〉などと呼ばれた。ヒトラーら独裁者の猛威を経験したばかりの時代環境では,受け入れやすい考え方だった。…
※「皮下注射モデル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」