皮質脊髄路(読み)ひしつせきずいろ

世界大百科事典(旧版)内の皮質脊髄路の言及

【運動】より

運動野(4)錐体路と錐体外路 錐体路は大脳皮質の運動野から途中でシナプスを介さずに脊髄前角の運動ニューロンに至る経路で,延髄の腹側の錐体を通り大部分の繊維は交叉して反対側の脊髄を下行する(図5)。しばしば皮質脊髄路ともいわれるが,錐体路の中には脳幹の脳神経核の運動ニューロンに至る経路も含める。錐体路には約100万本の神経繊維が含まれ,運動野以外に前運動野,頭頂葉の連合野などからの繊維を含んでいる。…

【錐体路】より

…脳に病変がある場合,病巣側と反対側の体肢に麻痺が起こるのはこのためである。今日では伝導路は起始と終止を併記する慣例になっているので,錐体路は皮質脊髄路と表記される。また錐体側索路,錐体前索路はそれぞれ外側皮質脊髄路,前皮質脊髄路となっているが,これはラテン学名の直訳でいささかわかりづらい。…

※「皮質脊髄路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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