世界大百科事典(旧版)内の皮骨板の言及
【トカゲ(蜥蜴)】より
…四肢は発達するがやや短く,前・後肢とも指は5本で各指に鋭いつめがある。体は全身が滑らかな瓦状の体鱗に覆われ,頭部では大きな鱗板に分化しており,各うろこには骨質の板(皮骨板)があって硬い。カナヘビ科のニホンカナヘビTakydromus tachydromoides(イラスト)がニホントカゲとよく混同されるが,前者は体鱗に光沢がなく,背面では各体鱗の隆条が連続して6条になり,また頭胴部から尾部にかけて背面の体色が一様に褐色をしている点で区別できる。…
※「皮骨板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」